石山 泰二郎医師
血液学を勉強開始してはや40年過ぎてしまいました。
この40年間の間に、基礎医学および臨床血液学は、急激に進歩を果たしてきました。私が研修医の時、すぐに脳出血していた疾患が、今や元気に治る疾患になっています。また、治療抵抗性白血病だった疾患も、遺伝子標的治療とともに大幅に予後の改善が期待されています。さらに、技術の進歩とともに移植の適応年齢が上がり、移植はがんセンターにお願いしています。
しかし、血液疾患のもっとも多い年齢層である高齢者は、病態の多様性のみならず、更に別の疾患を持っていたり、全身状態が悪かったり、精神的に弱くなっていたり、更に介護が必要になっていたりと状況が複雑化しています。これらの対応については、多くの経験を積んできた私の領域と考えています。
病気の時も人生です。いつものように明るく変わらず生きていきましょう。
出身大学 | 長崎大学医学部 |
専門分野 | 血液内科 |
取得資格 | 医学博士 / 日本血液学会代議員 / 日本臨床免疫学会評議員 / 日本内科学会認定内科専門医 / 日本血液学会専門医 / HIV指定医 / 呼吸不全指定医 |
経歴 | 1984年1月 順天堂大学医学部内科助手 |
1988年10月 江東病院内科医長 | |
1990年8月 昭和大学血液内科講師 | |
1996年2月 マサチューセッツ総合病院(ハーバード大学)研究員 | |
1997年4月 昭和大学血液内科講師 | |
2012年6月 横浜鶴ヶ峰病院院長就任 | |
2020年6月 横浜鶴ヶ峰病院 名誉院長就任 | |
現在に至る |