🍀ともに学びあう共育
2021年12月、看護部教育委員より、介護福祉士2名と外来クラーク1名に、尊敬と感謝 の意を込めて表彰状とワッペンの贈呈を行いました。この3名の仲間は、看護補助者勉強会への参加はもちろん、勉強会企画から開催、そして日々の業務においてもリーダーシップを発揮し、かつ勤勉であり仲間のロールモデル的存在です。
当院では2016年に看護補助者研修プロジェクトを発足、2017年から年間を通して看護補助者勉強会を開催しています。
「自分たちは大事にされていない気がする」
「勉強会も看護師に限られている」
という 看護補助者の言葉 も、プロジェクト発足の原動力となりました。
当初は看護師の教育委員が主導する形で始まりましたが、回数を重ねていく中で、介護福祉士、看護補助者が中心となり、勉強会の企画から開催まで担ってくれるようになっています。コロナ禍での2年間、集合研修も中止となっていましたが、昨年末ようやく再開となりました。
日々の繁雑な業務の傍ら、勉強会の企画から運営までの大変さは容易に想像することができます。介護ケアの知識、技術を学び続けることは、患者さまへのケアの質を高めることになり、仲間へのさらには病院への貢献に繋がっていきます。
『ごく小さな木の実が、他日大いなる森林となる日を夢見て』
近代看護教育学の母であるフローレンス・ナイチンゲールの言葉です。この言葉の深い意味を理解し、医療チームの一員である仲間に、こうなってほしいという願いとビジョンを伝え、これからも共に学び続けあえる環境を整えていきたいと考えます。
看護部教育委員長 山﨑京子