看護部の取り組み 11月

11/29横浜市立本宿中学校へ    

「職業講和」に伺いました。    

                                

                                  

                                     

中学1年生の「キャリア教育」は自分の性格や適性を知り、さまざまな職業を調べ、ライフプランシートを作成するなど「働くことを通して人や社会に関わり、自分らしい生き方を見出していく」という目的に沿い、学んでいるそうです。本宿中学校へは前年度に引き続きOPE室主任中村、看護部副部長斎藤、新たに若手のポープである、放射線技師の秋山と3人で伺いました。

当日生徒さんは、教室への案内から始まり、司会進行、講師紹介などそれぞれが役割を持ち、職業講和の時間を進めてくれました。

私たち3人も少し緊張しながら、病院の理念、紹介、各自の仕事内容や、この仕事を選んだ理由など、話をさせていただきました。みな静かに、真剣に話を聞いてくれていました。

体験時間では、放射線で使用するプロテクターの着用、整形外科の人工関節手術で使用する、サージカルヘルメット(トップの背景写真)の着用、実際の医療器具を触りながら様々な質問をしてくれました。本宿中学の教育目標である「積極性」を発揮してくれ、本宿中生徒の強みを感じました。

私たち3人も講和をさせていただく上で、改めて自分の仕事の振り返りや「キャリア学習」を再度考える良い時間となりました。

このような機会を通し、1つの目標に向かい、取り組みを行う上で、外部担当者との事前打ち合わせや、準備、計画、実践を通し、当院職員の人材育成の一環としても、今後も取り組んでいきたいです。

本宿中学の渡邊先生、1年生の皆さん本当にありがとうございました。          

     

11/30 院内で舟島先生をお招きして、講演会を開催しました。

成人学習者を理解する」この目標を掲げ聴講しました。

「人材育成や新人、中途採用者へ教育支援を行う者が、対象となる、成人学習者の特徴を理解でき、院内の教育に役立てる」ことを目的に、コメディカルも含め、30名が聴講しました。

参加資料として「マルカム ノールズ」著の一部を配布し、読んでくるように伝えたのですが、「難解すぎで、自分が先生の講演を理解できるのか、不安だった」という意見が聞かれました。しかし講演後は、先生が難しいワードをわかりやすく教えてくださり、「すっと腑に落ちた」「頭の中が整理された」などの意見が多く、参加者それぞれが、成人学習者を理解し、今後の支援、教育に生かしていくのかを考える、講演会となりました。

講演後「成人学習者に教育支援する上であなたが大事にしたい事は?」の問いかけに、素敵なご意見をいただきました。

「お互いを高めあう風土づくり」「支援する人、支援を受ける人、ともに成長する」

「一人ひとりが病院にとってかけがえのない人」「自分の目標を持ち、自ら学ぶ」

皆からの意見を大切にしながら、2025年度も引き続き、新人、中途採用者の教育、支援のみならず、成人学習者のための「学習プログラムの構築と、実践」にも取り組んでいきたいです。

文:看護副部長 斎藤 智子

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