看護部の取り組み 7月~10月

極低侵襲緑内障手術勉強会

 

 緑内障は、日本では中途失明原因の第1位となっており症状が自覚されにくく、進行すると視力と視野が徐々に失われ、失われた視力や視野は回復することは無いため定期検査と早期治療が重要となります。

 今後、当院では緑内障と白内障に罹患していて手術条件基準を満たす患者様に対して、「水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術」という手術を導入することになりました。

 2025.07.23に極低侵襲緑内障手術について看護師・医事課スタッフが参加し勉強会をおこないました。眼科の黄Dr.を講師に迎え、目の解剖や緑内障の症状や治療法、実際の手術動画を観ながら、勉強することが出来ました。また、参加者からも質問が多数聞かれ、活発な意見交換もおこなわれ関心の高さが伺われました。

 私たち手術室スタッフは今回の勉強会の知識を生かした緑内障手術の看護を行っていきたいです。

文責 教育委員会手術室看護師

佐々木 芳枝

田村 ひとみ

2025年10月6日内科阿部医師による褥瘡治療について勉強会がありました。

当院では2006年から褥瘡治療の一つとして『ラップ療法』を取り入れケアを行っています。

ラップ療法開始時から不定期に勉強会を開催しており、今回は当院で使用しているドレッシング剤、外用薬についての講義をしていただきました。

ドレッシング剤・薬剤の選択にあたって使用目的・方法が一覧になっており、参加者からは『具体的なラップ療法の内容が確認出来て勉強になった』『ドレッシング剤、軟膏の使い分けが良く分かった』等の感想が聞かれ有意義な勉強会となりました。

日頃から褥瘡予防を心がけると共に、褥瘡発生時には速やかに対処し統一した看護が出来るよう努めていきたいと思います。

文責 広報担当 外来主任:宮添美奈

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