勉強会のお知らせ
令和1年12月3日に「輸血について」の勉強会を行いました。講師は当院血液内科専門医 石山院長にお願いしました。
看護師、臨床検査技師など29名の参加がありました。
輸血療法とは補充療養であり一種の臓器移植です。必要な成分のみ使用すること、副作用、合併症を生じるリスクがあること、リスクを上回る効果が期待できる時のみ行うこと、など輸血の基本について学習しました。
アンケートより(一部抜粋)
・検査科では直接患者さまには接しないため、部署に血液を渡すまでを完全にマニュアル通り行うことが重要だと思いました。
・輸血の副作用には急性溶血性副作用と遅発性溶血性副作用があり、外来の場合、帰宅されてからなので患者さまの観察の大切さを学びました。電話などの問い合わせに注意しなければならないと改めて思いました。
輸血に携わるすべての医療関係者は輸血についての正しい知識と常に新しい情報を得ていること、副作用、合併症発生時に適正な対応ができる体制を整えていくことが、安全かつ効果的な輸血を行う上で重要であると再認識しました。
勉強会担当 芹澤