骨粗鬆症全国講演会に参加して
2月16日に大阪で行われた骨粗鬆症治療のエキスパートが集うAsahiBoneConferenceに招待して頂き、全国的に有名な2名の先生の講演を拝聴してきました。特に骨代謝の基礎研究に関してはとても勉強になる事が多く、得た知識を実臨床の現場で活かして骨粗鬆症の治療に当たりたいと思います。
骨粗鬆症は自覚症状が無いので、検査や治療が後回しになりがちですが、1度骨折を引き起こすと連鎖的に骨折が発症することが知られています。
どの病気も同じですが、早期発見・早期治療が重要です。
私自身の知識を増やすことも重要ですが、周囲のスタッフや患者さんへの啓蒙活動も今まで以上に頑張り、骨粗鬆症性骨折で苦しむ人を1人でも少なく出来る様に尽力していきます。
骨粗鬆症検査は簡便なDXA法(レントゲン撮影)による骨密度測定や採血による骨質チェックが基本です。決して特殊な検査ではありません。
みんなで骨粗鬆症検診してみませんか?
横浜鶴ヶ峰病院 副院長 整形外科部長 武藤 治