『第26回日本消化器関連学会週間 瀬戸口医師』

学会名  JDDW 2018 KOBE・第26回日本消化器関連学会週間
日 時  2018年11月1日~11月4日
場 所  神戸コンベンションセンター

11月3日と4日に神戸で行われる日本消化器関連学会週間(JDDW)に参加しました。

  1. 胃癌の内視鏡検診
  2. 内視鏡診断と治療の新潮流
  3. 悪性胆道狭窄に対する内視鏡治療

3つのテーマについて聴講しました。感想として、内視鏡検査の機器はより細径+ハイビジョンの時代に突入し、患者さんの苦痛はより軽減され、診断能力も従来内視鏡に劣らないことが分かりました。
内視鏡治療は粘膜から粘膜下層へ、ついに筋層切除のレベルに達し、今回は特に内視鏡的全層切除術(EFTR)の手技についてビデオ供覧で少し勉強させていただきました。
将来的には進行癌でも、リンパ節転移がなければ、負担の少ない内視鏡的切除のできる時代が到来するのではないかと驚きました。

医療技術は早いスピードで進歩しています。医師も日々向上心を持って、勉強していかないと凡庸な医者として、とり残されてしまうのではないかというのが、率直な感想です。

横浜鶴ヶ峰病院 内視鏡センター センター長  瀬戸口 正東

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