日時：2023年9月27日～30日
場所：ニューヨーク州　アメリカ合衆国

ニューヨークで開催された人工関節に関する国際学会(International Society for Technology in Arthroplasty; ISTA)に参加し、当院の術中イメージガイド下人工股関節全置換術の工夫を発表致しました。

術中透視の利用によってどのように手術の精度が向上するのか、そして患者さんにどのような利点があるのかについてお話しました。術中骨折や術後脱臼のリスクを効果的に低下させることが可能な我々の手術について、多くの参加者からの質問と議論があり、非常に有意義な時間となりました。

世界中の研究者と議論すると、現代のどの国においても同じ人工関節の問題と向き合っていることを感じます。その解決に向けた次世代のアプローチは、将来的により多くの患者さんを救うことに繋がることを改めて実感いたしました。

今後も最先端の医療技術を取り入れ、より多くの患者様に安全で確実な手術を提供できるよう努力して参ります。

横浜鶴ヶ峰病院　整形外科部長　石井聖也