『第50回 日本脊椎脊髄病学会学術集会』富永医師

学会名 第50回日本脊椎脊髄病学会学術集会
日 時 2021年4月22日~24日
会 場 国立京都国際会館

4月22日から24日まで、国立京都国際会館で開催された日本脊椎脊髄病学会学術集会に参加してきました。新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、ハイブリッド開催方式で開催されました。

脊椎外科の分野は、毎年新しい治療法・手術法が開発・発表されています。市中病院では大学病院と違い、最新の治療法などを見る機会がありません。そのため、可能な限り学会・セミナーに参加し、他病院での手術見学をして、時代遅れの脊椎外科医にならないよう気を付けています。

今回の学会では、頚椎人工椎間板、ヘルニコアなどの最新の治療法に関する発表が多くありました。

どちらの治療法も医師の資格、病院の実施可能認定が必要なため、どこの病院でもできるわけではありません。幸い当院ではどちらの治療法も実施可能(頚椎人工椎間板は手続き中)となっています。

また、外科系では低侵襲手術がGold Standardとなってきており、脊椎外科の領域も例外ではありません。全ての手術を低侵襲でできるわけではありませんが、可能な限り患者様の負担が少ない方法での手術を心がけております。今回の学会でも、低侵襲手術の治療成績・合併症を減らす工夫・手技の工夫など様々な発表があり、知見を広げることができました。

横浜鶴ヶ峰病院 脊椎外科部長 富永 泰弘

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