当院副院長紹介します

この度、横浜鶴ヶ峰病院副院長に就任しました。1996年に昭和大学医学部を卒業し、消化器外科、肝胆膵外科を専門で診療に携わっておりました。当院には、2017年2月より着任し、腹腔鏡外科、消化器内視鏡検査を中心に、外科一般を担当しています。ランニングを趣味にしようと頑張っています。

就任時の挨拶には、その病院の理念を書くことがよくあります。理念は、いつの時代でも、価値観や判断基準の心のよりどころになり、今一度立ち止まり、決意を新たにするためです。

当院は、◆患者さま一人一人の生命を尊重し、人間としての尊厳と権利を守ります。◆地域との連携を図り、地域住民のための包括的医療(保健・医療・福祉)を実践します。◆医療人としての自覚と誇りをもち、「不断前進」の精神で創造的な前進と改革を進めます。の3つの理念があります。昨今の新型コロナウィルス感染症の広がりなど、急激な社会や医療の変化があるときこそ、理念に立ち返り、臨床の現場に立っていきたいと思います。

外科診療の他に、感染対策委員会委員長の命もうけております。現在、入館時のサーモグラフィによる体温測定、職員の医療環境に即した予防策の着用、飛沫防止アクリル板やフィルムの設置、待合室でのソーシャルディスタンスの確保、医療機器やソファなどの清拭の徹底、発熱患者さまの別棟での診療、入院患者さまの面会制限などの対応を行っております。

私達も初めての経験が多く、コミュニケーションの低下、診療待ち時間の延長など、患者さまの不安や不信を招く可能性があります。当院の理念を踏まえて、より一層、患者さまの気持ちに立った振る舞いが出来るように、職員との話し合いをもうけております。また、患者さまや医師の表情が確認出来るように、タブレット端末を使用したオンライン診療やオンライン面会等を実践しています。

 日々刻々と変化する社会情勢に即し、地域の方々が、万が一の時に安心して医療を受け、穏やかな日常生活を送ることが出来るよう、頼れる病院づくりを目指し、全力を尽くす所存です。

副院長・低侵襲内視鏡外科治療センター副センター長 水上 博喜

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