整形外科より 救急診療についてお知らせ

2020年5月までは月曜日から金曜日までの平日9時から17時までと土曜日の9時から12時まで整形外科全般の二次救急診療にあたってまいりました。加えて、5月以降は低エネルギー外傷(自分の背丈より低い位置からの転倒)における腰背部痛・股関節痛患者さんの受け入れを時間拡大して行っております。

具体的には受け入れ開始時間を朝7時30分からと早め、終了時間を夜21時までに延長しまして、より多くの患者さんを診察できるようになりました。

さらに6月16日以降は土日祝日も患者受け入れを拡大し、365日低エネルギー外傷における腰背部痛・股関節痛患者さんに対応できる体制を整えることができました。

対象となる患者さんの多くは胸腰椎圧迫骨折や大腿骨近位部骨折、骨盤脆弱性骨折であることが多く、緊急での手術や処置は必要とされず、入院での局所の安静、バイタルサインの確認、麻痺や褥瘡を起こさないための体位チェックなどが必要となります。

救急診療にあたる医師は必ずしも整形外科医師であるとは限りませんが、院内では対応マニュアルを作成し、整形外科医師オンコール(電話相談)体制も整えていますので安心して受診できるようになりました。

これまで電話をかけたのに適切に対応してもらえなかったと、数々の不満の声を聞きました。

少しでも地域医療に貢献するために、当院で可能な範囲ではありますが、できる限り患者さんに満足していただけるような整形外科疾患の救急患者さん受け入れ体制作りを今後も継続していきます。

横浜鶴ヶ峰病院 副院長 整形外科部長  武藤 治

新着情報一覧へ戻る