『第48回日本脊椎脊髄病学会』 武藤医師

学会名 第48回日本脊椎脊髄病学会学術集会
日 時 2019年4月18日~20日
会 場 パシフィコ横浜

少し遅い報告になりますが4月18日から20日までパシフィコ横浜で開催された日本脊椎脊髄病学会に参加してきました。
学会場が横浜という事もあり横浜鶴ヶ峰病院での診療と並行しての学会参加となりました。

学会参加の醍醐味として自分個人では経験できない事を演者の先生方から生の情報として吸収できることが挙げられます。その情報として基礎研究や最新の手術方法などが思い浮かびますが、今回の学会の講演で印象深かったのは失敗症例から学ぶリスク管理です。


失敗症例は通常の診療を行っている限り、ほとんど発生しません。
十分に時間をかけ診察し、必要な検査を過不足なく行い、余裕を持って手術に臨むという、当たり前の事柄が重要であることを再認識して学会場を後にしました。

私は失敗が大嫌いです。しかし臆病過ぎて尻込みする事も嫌いです。
脊椎外科は比較的リスクの高い手術が多い分野です。
いかに安全に医療を届けるか、一生のテーマではありますが、今後も真正面から課題に向き合い日々の診療にあたりたいと考えています。

横浜鶴ヶ峰病院 副院長 整形外科部長  武藤 治

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