『第83回 日本循環器学会学術集会』 川又医師

学会名 第83回 日本循環器学会学術集会
日時  平成31年3月29日~3月31日
会場  パシフィコ横浜

 3月に横浜で行われた、日本循環器学会学術集会に出席してきました。今回は循環器内科・循環器外科とのハートチームの重要性、また脳神経内科との心臓・脳血管病変に対する取り組みの重要性が印象深かったです。

 超高齢化社会を迎えている日本にとって、心臓病患者さんは急増しており、心臓血管による死亡者数をみても、がんと並ぶ国民病とも言える時代です。心臓病の末期状態は心不全へとつながりますが、予防策として生活習慣病の予防、治療の大切さがこれまで以上に強調されています。

 

また、昨年末に国会において『脳卒中・循環器病対策基本法』が可決成立しまし、今後、心臓のみならず、同じ血管病としての脳血管疾患の重要性が増すものと考えられます。これからの診療において、これまで以上に患者さんの健康に寄り添っていきたいと思いました。

横浜鶴ヶ峰病院 副院長 診療部長   川又朋章

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