インプラントとは、人工の材料や部品を体に入れることの総称です。歯科では、歯を失ったあごの骨に体に馴染みやすい材料（主にチタン）で作られた、歯根の一部あるいは全部を埋め込み、それを土台にセラミックなどで作った人工歯を取り付けたもので、一般には人工歯根（正式には口腔インプラントあるいは歯科インプラント）、単にインプラントといいます。

長所は、自分の歯と同じ感覚で食べ物が噛め、味や食感をしっかり感じ取ることができることなどです。部分治療の場合、周囲の歯を傷つけないなど、天然の歯と変わらない自然な印象に仕上がります。天然の歯と同じように通常のメンテナンスで大丈夫です。

短所は、外科手術が必要なことや、約3ヶ月から数ヶ月の治療期間、保険が適用されないため費用（治療費）が自費になります。また、重度の糖尿病や骨粗鬆症などの疾患がある場合、治療が適用できないこともございます。
詳しくは当院歯科へご相談ください。

横浜鶴ヶ峰病院　歯科診療部部長　　泉　竜爾