『学会放浪記 川又医師』

2018年3月23日から25日に大阪で行われた、第82回日本循環器学会に参加してきました。
今回、学術集会会長は大阪大学大学院心臓血管外科教授の澤芳樹先生であり、テーマは『Futurability~明日の循環器医療を拓く~』でした。
昨今の世界情勢、医療環境、医療行政や医療経済がどんどん変化し悪化する中、難治性疾患の克服を目指して、循環器対策の法整備も進みつつあります。
循環器学の未来(Future)と可能性(Ability)をどう考えていくのか、最新の情報や知見はもとより、iPS細胞を発明されノーベル医学生理学賞を受賞されました中山伸弥先生のご講演など、 内容盛りだくさんの大会でした。
尚、今回のシンボルキャラクターは手塚治虫先生のブラックジャックが採用されておりました。手塚先生が大阪大学の大先輩にあたられるからとのことであり、学会誌の表紙や会場入り口にも
ブラックジャックがお出迎えという大変ユニークなものでした。また、大阪の桜は満開間近といった感じで、天候にも恵まれました。お花見ともいきませんでしたが、
久々に再開した同僚友人と話しに花を咲かせつつ、帰路に着きました。

 

 

横浜鶴ヶ峰病院 内科部長・循環器内科科長 川又朋章

 

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